4.グレコ・オリジナルのSWノブ


1980年パーツ・カタログで「半型」と紹介された部品で、左から茶色/アイボリー/黒の3種。各種印刷物を見ると、これらはチョコレート・カバーのP.U.にやや遅れて登場した模様だ。初期のGOllやブローラーでは、一般的な形の部品が取り付けられていた。私の初期GOllなどは、後に「らしさ」を優先してパーツ交換されたもの。アイボリーは、SV、MX、SWなどにも広く使われた。BG(ブギー)の時期になると、通常の部品が使われているので、黒ものは殆ど見掛けない気がする。GRやMに用いられたのだろうか? 続いて現れた「円盤形」のストラップ・ピンを含め、グレコのパーツが徹底的にオリジナルを指向したのがこの時期だろう。